10月の旬野菜

人類最古の栽培果物…ぶどう

初夏から、秋遅くまで、様々な品種が楽しめるぶどう。キリスト教の聖典である聖書には、紀元前から栽培がおこなわれていた様子が描かれ、古代エジプトの壁画にも、栽培の様子を描いたものが残っています。まさに、人類最古の栽培果物といえるでしょう。

 

日本では、古来、山野に自生していた山ぶどうを利用しており、奈良時代にはシルクロードを経て、日本に西洋からのブドウが伝わったと言われています。今ではハウス栽培から露地物まで、様々な品種が作り出されて、初夏から晩秋まで楽しめるようになりました。

 

しかし、最も味わいが深いのは、矢張り露地物の大玉種で、生産量日本一の山梨県では、旬は9月下旬から10月上旬です。特に、中山間地の物は標高差によって生じる昼夜の温度差で、味に深みがあります。

中華野菜から昇格!おなじみの菜もの野菜、チンゲンサイ

10月は、葉物野菜の端境期。春の葉物は終わっていて、冬の葉物はちょうど、これからという、中途半端な時期です。でも、そんな時に旬を迎えてくれるのが、チンゲンサイ。春先の5月と10~11月の穏やかな季節に最盛期を迎えます。

 

ご存知の通り、もとは中華野菜でしたが、クセがなく、アクもなくて、炒めてよし、茹でてよし、和え物も美味、と、とても使いやすく、料理ビギナーの人にも人気です。一見白っぽいのですが、βカロテン、カリウム、カルシウムを豊富に含む緑黄色野菜です。収穫したての根元がふっくらしたものは甘みがあり、アクもすくないもの。なるべく早めに食べきるのがおいしく頂くコツです。

女の子の好きなもの、いもたこなんきん、「栗」、「かぼちゃ」

居酒屋さんの名前で知られるようになった、「いもたこなんきん」は、「くり、かぼちゃ」と続くことご存知ですか?これって、実は、「女の子の好きなもの」なんだそうです。タコを除いて「芋」も「なんきん(=南京豆、つまりピーナツのこと)」も、全て、農産品でおまけに秋の味覚です。

 

栗は早生種では8月から収穫が始まり、最盛期は9月から10月です。丹波栗が有名ですが、これは地名ではなく、大粒栗の品種名。実際は小粒のものから、大粒のものまで、色々な種類があります。虫に好まれるため無農薬栽培は難しいといわれます。栄養のほとんどはでんぷん質ですが、面白いことに、採ってすぐより、3,4日寝かせたほうが甘みが出ます。

 

かぼちゃも、栗と同じく、寝かせたほうがおいしくなる食べ物。市場に出回っているものは、西洋かぼちゃ系のつるりとしたものが増えました。昔ながらのごつごつした皮の日本かぼちゃは、少なくなったようです。

 

日本のかぼちゃは夏の終わりから収穫できますが、しばらく貯蔵して、美味しくなるのが9月下旬から10月ごろ。ですから、旬はこの時期と思った方が良いでしょう。かぼちゃは品種数も多く、在来種も含め、様々な形や味わいのものが出回っていて、凝り始めると楽しい食べ物です。お菓子から、お惣菜まで料理の幅も広いのも魅力。βカロテンも豊富に含まれていることから、アンチエイジング効果も期待できる健康食です。


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